■2010.10.07 弊店の裏の路地で、高峯ルビー種の紅いソバの花が咲き誇ってます。

ソバの花は白と決まっている、と思われるお客様もいらっしゃいますが、観賞用の紅いソバの花が品種改良で私達の目を楽しませてくれます。
実は、日本の蕎麦業界は政府に協力し、世界から麻薬を撲滅させることをめざし、国際協力事業団を通じて、ケシの世界最大の産地である中国の国境付近で、ケシの栽培のかわりにソバの栽培を定着させる活動に協力しています。
ケシの栽培をソバづくりに変えることで、その村は健全になり、そして世界の麻薬の流通も少なくなることを願っての活動です。
その一環で中国奥地に派遣された日本からの派遣団が、ネパールの高山で見つけたのが紅い花を咲かせるソバ品種でした。
ヒマラヤの8000メートル級の山ダウラギリ峰とアンナプルナ峰に挟まれたムスタン県の秘境に咲く品種を日本の風土に合わせて開花させるまで品種改良されたものです。
人から人へ伝わって、ヒマラヤのソバが日本の風土に鮮やかな紅いソバの花を咲かせたのです。
そんな人の営みを感じ入って、弊店は女将が店内の一輪挿しにそっと活けております。









